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オールドレンズの麻薬

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  • 2008年10月26日(日) 12:56 JST
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    fujiwara

藤原雄一郎の「すてきにエイジング」申し込み
http://www.melma.com/backnumber_175129/

オールドレンズの麻薬

クラッシックカメラについては数多くの本が出版されている。しかしその大部分はライカである。ライカ本を読んでも何が良いのかさっぱり理解不能である。ライカの世界というものはとても不思議である。今から50年も60年も前に製作されたカメラが未だに豊富に流通している。しかもその値段が15万円もするのだ。M3というモデルらしい。

今頃は「バカでもチョンでも綺麗に撮影できるバカチョン・デジカメ」が5万円も出せば最上級のものが購入できる。だのに露出はおろかピントすら自分で合わさなければならない不便きわまりない超中古のカメラが15万円もするのだ。

ライカのレンズはべらぼうに高い。100万円もするレンズまである。こうなるとまさにキチガイ沙汰である。このように意味不明のものに高額のお金をつぎ込むなんて私の趣味にあわない。

そこで雑然と汚い、カメラの中古屋で、オヤジがやけにカメラに詳しい店を何件か見つけて徘徊する習慣がついてしまった。まさにガラクタとおぼしきレンズが雑然と並べてある。これは何かと聞くとカールツアイスの有名なレンズでコンタックス用のものだという。

マニアの間ではヤシコンというらしい。コンタックスとは有名なドイツのカールツアイスのブランドであったけれど、ツアイスがカメラから撤退して、ヤシカが引き継いだという由緒正しいものらしい。そのヤシカも撤退してしまった。
だからして現在中古市場はガタ落ちで、往年の銘レンズが1万円台から購入できる。

「花を綺麗に撮影したい」というとオヤジがヤシコンのマクロプラナーが4万3千円であるよという。ライカレンズなら一声20万円で価格観念が麻痺しているから、思わず購入してしまった。この写真を見て欲しい。
http://inox-m2.com/picm8/wb350.jpg

うっとりするではないか。次の写真もすこぶる好評である
http://inox-m2.com/picm8/wb352.jpg

まるで不思議の世界へと誘われてしまう。調子に乗ってもう一枚。
http://inox-m2.com/picm8/wb380.jpg
オールドレンズの世界の素晴らしさを知ってしまった。もう麻薬みたいなものだ。

カメラに誘われて思わぬ発見

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  • 2008年10月23日(木) 08:09 JST
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    fujiwara

藤原雄一郎の「すてきにエイジング」申し込み
http://www.melma.com/backnumber_175129/

カメラに誘われて思わぬ発見

カメラのレンズを通して色々な世界に触れているうちに、何か心打たれるものに出会うかもしれない。最初は身近なものを撮影していても、次第に近所の名所旧跡に足が向くかも知れない。カメラもおかげで思わぬ発見をすることもある。

神戸元町の大丸百貨店へ良く買い物に行っていた。その時は何も気がつかなかったが、カメラをぶら下げて、被写体探しに出かけ、まずは神戸大丸近くの中華街へと向かう途中に大丸を通りかかった。すると何かしら風情があるのだ。何気なく写真を撮影し、中華街に向かう。そして自宅に帰ってパソコンで画像を確かめる。そして写真の先生に見てもらったところ、中華街は全て落第!そして先生がフト「これがいいね」と選んでくれた画像を見ると、それは神戸大丸であった。
<http://inox-m2.com/picm8/wb082.jpg>

アレレ!こんなところがあったけ?とクビをかしげる。そしてそれから何回かカメラをぶら下げて大丸界隈を徘徊した。そして発見したのは神戸で昔外人が住んでいた「旧居留地」の一部を建物に組み込んでいたのだ。風情のある旧居留地の面影と、近代的な百貨店の絶妙の融合がなされていたのである。
<http://inox-m2.com/picm8/wb144.jpg>

それから何回もこの界隈を訪れて夢中になって写真を撮影した。普段何気なく見過ごしていたものが、カメラのおかげで新しい発見をした。何かしらトクをした気分になった。小さなしあわせかもしれない。
 

本物の世界を求めて

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  • 2008年10月20日(月) 16:07 JST
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    fujiwara
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本物の世界を求めて

江戸時代までは写真などと言うものは無いから、私たちは浮世絵など絵画の世界でしか当時を知ることが出来ない。それが写真や蓄音機にシネマなど科学技術の進歩で、もっと詳細に昔の姿を知ることが出来るようになった。

さらに技術の進んだ現在では、ほぼ完璧に現在の姿を映像や、音響で構成に伝えることが出来るようになったと誰しもが思うことであろう。

デジタルの世界が急速に進むと、後世の人たちは、現在の私たちの目に触れるもの、耳に聞こえるものを知ることが出来なくなる。なぜならすでに述べたように勝手に理想郷を作ってしまうからだ。その理想郷は現実の姿とは似て非なるものである。

多くの人は最先端のデジタル技術を求めて、毎年モデルチェンジを繰りかえす最新モデルを求めている一方で、今、ひそかにクラッシックカメラが人気である。その代表例がライカのフィルムカメラであるが、それ以外にも色々なクラシックカメラを愛する人は多い。

このクラッシクカメラの世界にはまり込むとまさに地獄である。多彩にして多様なレンズによる微妙な描写力の違いは、妙に綺麗な作り物のデジタルと異なり底なし沼の世界である。

この世界の詳細を記述すると、アチコチから石礫が飛んでくるから、説明をしないが、もし、あなたがこの世界にのめりこんだならば、死ぬまで退屈とは縁のない世界となること請合いである。でもこの世界はかなり特殊であるからして、誰にでも向くものでもない。

そしてまさに「お金があるからこそ入れる世界」である。

虚構の世界

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  • 2008年10月17日(金) 08:49 JST
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    fujiwara
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虚構の世界

なぜデジタルカメラは毎年のようにモデルチェンジするのだろうか。それはデジタル技術がドンドン進歩するからに他ならない。すでにフルムカメラを越えたと思っている人も多い。でもそれは違う。カメラの世界が従来のフィルムカメラとは全く違った世界に行ってしまっただけなのだ。

ちょうど「レコードとCD」の関係になるのかも知れない。そのCDですら今や古くなっている。世の中はアナログの世界からデジタルの世界へと猛烈な勢いで移行してしまった。

デジタルの世界とアナログの世界は何が違うのだろうか。アナログの世界は自然の世界をいかに忠実に再現するかに、血道をあげてきた。それだけに苦労も多く、なかなか忠実に再現できなくて、たとえば生演奏のほうが良いといつまでも言われ続けてきたりしたものだ。

ところがデジタルの世界は忠実に再現できない局面に出会うと、勝手に理想郷を作り上げることが出来る世界である。それが映像の世界では誠に顕著である。デジカメの世界では「青空の風景写真はこうであるべき」と勝手に決めて、内蔵しているコンピュータが勝手に見事な映像に仕上げてしまうのだ。

特に多くの人に愛されているコンパクテデジカメ、昔風に言えば「バカチョン・カメラ」にその傾向が著しい。今時の若い人は「バカチョン」と言ってもけげんな顔をするであるが「バカでもチョンでも見事な写真を撮影できるカメラ」のことである。だから誰でもそこそこの写真を撮影できるうまいカラクリが小さなデジカメに隠されている。

カメラをどう使う

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  • 2008年10月14日(火) 08:50 JST
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    fujiwara
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カメラをどう使う

まず、カメラを持って街に出るのだ。幸いデジカメの場合はプリントさえしなければお金はかからない。パソコンの中でアルバムを作ったりすることも出来る。少し人に見せびらかしたくなればブログなどでネット上に公開すれば良い。その気になれば便利なツールは山ほどある。それを勉強することもまた楽しいものである。

私が提案したいのは、まずカメラを持って、街中を徘徊することだ。そして、少しでもお気に入りの地域が見つかれば、日参することである。そのうちにお気に入りの写真がたまってくる。するとそれをネットで公開するのだ。でも単に写真を展示するだけではつまらない。自分の撮影した写真に関する「ウンチク」を述べるのも良い。またその写真の場所についての説明を加えるのはもっと良い。

草花が好きな人ならばガーデニングをテーマに選んでも良い。自分自身の庭なら最高であるが、広い庭を持ちえなければ、ご近所や、公園など被写体はいくらでもある。時には植物園に出かけるのも良い。ガーデニングは女性のファンが多いからネットで公開すれば女性のファンもつくことになる。
また名所旧跡であるならば、それにまつわる「ウンチク」を付け加えることにより、次第にファンも増えてくる。そうすれば新しいネットの上での人脈が形成されるのだ。ある程度ネットの上で気心が知れてくると、実際に会って会話を楽しめば良い。これを専門用語ではオフ会といって結構さかんである。

カメラの被写体として足しげく通っているうちにそのテーマの虜となり、ライフワークを見つけることも出来るかもしれない。カメラを踏み台として、よりやりがいのある世界に突入できればこれにこしたことはない。

お金があるからこそ高価なデジカメを買う

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  • 2008年10月 3日(金) 08:09 JST
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    fujiwara
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お金があるからこそ高価なデジカメを買う

世の中にカメラを趣味とまではいかぬまでも好む人は多い。そしてカメラも今やデジタルの世界に突入して、新製品が1年から2年の間隔でドンドン世の中に投入される。「お金があるからこそ出来る」道楽としては、このように日進月歩のデジタルカメラを次々と買い換えて行く楽しみもある。

一体何がどのように変わって、なぜ人々は嬉しがって新しいカメラを購入するのであろうか。その秘密はネットで簡単に知ることが出来る。それはカメラに関する掲示板である。面白いのは「価格・コム」であり、私の推奨でもあるが、すでに知らない人がないくらい有名な掲示板である。ここではほとんどの機種について豊富な情報があるから、ヒマにまかせて読みあさると、短時間でわかったような気持ちになる。これからカメラを購入しようとする場合、大いに参考になる。

ここでは山ほどの「カメラオタク」に遭遇する。その「ウンチク」がまた凄いのである。熱烈なファンやそれを叩きのめそうとする人間もいて、何ともいえない独特の異様な雰囲気ではある。容易に書き込もうとする勇気が出てこないかも知れない。結局読むだけになるであろう。それでは面白くない。

そこでだ!自分のお気に入りのカメラがあるとしよう。そのカメラで検索をかければ、数多くのブログに遭遇する。その中でコメント欄に書き込みの多い(一つの記事に関して最低でも10の書き込みがある)ブログを暫く眺めてみよう。いくつかのこのようなブログを徘徊するうちに必ずお気に入りのブログに出会うはずである。そこで思い切って書き込んでみよう。ブログの仲間に入り、その中で存在感を誇示するのもまた楽しいものである。素直に受け入れてくれたり、ハジキ飛ばされたりする。ハジキ飛ばされたなら別のブログに挑戦しよう。

もともと定年後のヒマつぶしに始めたカメラである。カメラを持っているだけでは、興味のある被写体もなく長く興味が続くはずもない。ところがこのような掲示板を見るとか、ブログの仲間入りをすることで新しい交友関係を築くことに注意が向かうと、一躍カメラが大切な道具として浮上してくる。

そして気がついてみると、一日を結構忙しく過ごしている姿を発見するものでもある。

レンズ沼地獄

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  • 2008年8月21日(木) 05:57 JST
  • 投稿者:
    fujiwara
レンズ沼地獄

さて一眼デジ入門機、白い望遠Lレンズと次第に「レンズ沼地獄」に落ち込んで行くことは前に述べた。同時にカメラも入門機複数所有(EOS Kiss)、プチ・ハイアマ機(20D)購入のまで進んでくると、今度は「フルサイズ・ハイアマ機」というわけのわからないものに手を出して5Dと称するカメラを30万円で購入してしまった。

これだけではすまない。キャノンのLレンズには明るいレンズ(F2.8)とそれほど明るくないズームレンズ(F4.0)がある。これを広角・標準・望遠と揃えるのがキャノン・ファンの夢である。F4で揃えると小三元、F2.8で揃えると大三元というらしい。レンズが大三元になるとひとつ20万円を悠々と越す金額である。

フルサイズを持つと、大三元が持ちたくてしようがない。幸い望遠はすでに保有している。毎日毎日「レンズが欲しい」とまるで子供である。でもこのような高価なレンズはおいそれと手が出ない。そこでどうしたか?型番遅れの中古に手を出したのだ。それでも9万円もする。こうなるともう「レンズを購入すること」が人生の一大事と目的化している。そして遂に大三元は見事にそろった。他にもレンズがゴロゴロしている。

さて念願かなってどうなったか?齢68歳には重すぎた。特に望遠Lレンズを装着するとカメラとあわせて3キロ近くなる。気軽に持ち運ぶにはあまりに重い。しかも撮影した映像は腕が未熟で感動を呼ぶものではなかった。

でも、それでも、である。「欲しい・欲しい」の物欲と戦いながら、次第に増えて行くカメラ機材。そのプロセスはまさに至福のひとときであった。これもささやかではあるが「お金があってこそ」手に入る「しあわせ」であろうか。

一眼デジの地獄

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  • 2008年8月17日(日) 06:53 JST
  • 投稿者:
    fujiwara
一眼デジの地獄

「藤原雄一郎のクルーズワールド」も次第に人気が出てきた。このサイトの売りは豊富な写真に支えられた「クルーズ写真集」である。まさに乗船しなくとも仮想乗船体験が出来ると評判になった。

最初はコンパクトデジカメで撮影していた。しかし一眼デジが欲しくなり、当時10万円程度していた、一眼デジ入門機を購入した。これが地獄の始まりであった。
早速撮影を開始する。「!!???」の連続である。今まで使用していたコンパクトデジカメのほうがよほど綺麗に撮影できる。「おかしい。レンズが悪いのだ」と色々考えて購入したはずのレンズを一ヶ月もたたないのに二束三文で売り払い、新しいレンズに手を出す。(後で判明したことだが、手放したレンズのほうが良いレンズであった)

それから雑誌や本を読み漁ることになった。「ナニナニ!キャノン一眼にはLレンズと称する凄いレンズがある?」もう欲しくてたまらない。結局1.6キロもある白いLレンズ(望遠ズーム)を購入する羽目になった。
世の中ではこのような現象を「レンズ沼」という。底なしの沼が大きな口を広げ「レンズ地獄へいらっしゃい」と微笑んでいる。とても恐ろしい「レンズ地獄」だそうな。

良くコンパクトデジカメで写真に興味を持った人が、次に「一眼デジを購入したい」という言葉を聞く。私は「レンズ沼」という恐ろしい地獄にはまり込む覚悟があるなら、お買いなさい。と言っている。
昨今のコンパクトデジカメはとても賢くて、カメラに内蔵されたコンピュータ(これを画像エンジンという)が勝手に綺麗な写真に仕上げてくれるから、なまじ一眼デジなど購入しないことだ。よほど専門的な修行をつまなければ、コンパクトデジカメの頭脳には勝てない。

この文章の冒頭で一眼デジを購入したが、良い写真が撮影できなかったのはカメラの機材が原因ではなく、私の腕前が下手であったに過ぎないことが今頃理解できているが「時すでに遅し」である。

立ち位置がいつも同じ

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  • 2008年8月13日(水) 05:40 JST
  • 投稿者:
    fujiwara
立ち位置がいつも同じ

写真の先生がいつも言うセリフ。「あなたの写真はいつも撮影位置が決まっている」そういえば私はいつも棒立ちの姿勢で写真を撮影している。

ある時、クルーズでハロン湾に行ったとき、ハロン湾ツアーに参加して小さなボートに乗った。その時、写真好きの英国人のご婦人が椅子に座り、身体を90度折り曲げてコンパクトデジカメを伸ばした手の先において、極めて奇妙な格好で撮影していたのだ。
その人はいつも実に奇妙な姿勢で写真を撮影している。

今年紫陽花の季節に圧倒的な種類と数で有名な植物園に紫陽花の写真撮影に行った。そして先生に写真を評価してもらった。先生いわく「相変わらず立ち位置が同じだね」と。

そして先生は語りだした。「この写真見てご覧。だれもが普通に目にしている光景だね。それは普通一般の人と同じ目線で撮影しているからだ。だからどのように美しく撮影しても、誰もがその美しい光景を見ているから、所詮は目で見た美しさにどれだけ迫ることが出来るかにすぎない。」

さらに先生が続ける。「このような普通の人が見ている位置から撮影しても、新鮮味がなく、感動も伝わってこない。同じ美しさを追求するにしても、人が知らないアングルからの写真なら、新鮮味もあるし、それが美しければ感動も呼ぶ」

「なるほど」と思った。人生も全く同じである。今までの延長線上であれば、新鮮味も感動もない。まして新しい情報は枯渇するばかりである。それが見知らぬ世界でゼロから出発すれば、知らないことだらけだから、つまらない、単純なことでも新鮮に見えるではないか。

逆光の世界

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  • 2008年8月11日(月) 08:44 JST
  • 投稿者:
    fujiwara
逆光の世界

写真の話に戻ろう。窓際で人物を撮影するときは、そのままカメラまかせであるなら(フラッシュを焚かない)人物は真っ黒に映る。この場合はフラッシュを焚くか、露出を人物に合わせることが必要であるが、そのようにしないで写真撮影をしている人が多い。一般的に逆光での撮影は苦手だ。私もこのような場合は窓際から離れてもらったものだ。そのうち、人物に露出をあわせることを覚えたが逆光での撮影は苦手であった。

ある時、船から橋を撮影した。残念ながらまさに逆光である。すると隣で撮影している人が、「オオ 逆光だから波がキラキラの写真が撮影出来るぞ。そこに橋が逆光に映ると最高だ」とつぶやいている。なるほど、なるほど。

写真の先生は「順光でみんな撮影したがる。順光では良い写真が撮影できない。狙うなら逆光だ」といつも口をすっぱく言う。私にはこの意味がわからなかった。でもクローズアップ撮影が可能なマクロレンズを購入し、花や庭のトマトなど何の変哲もない被写体を狙う時、逆光の位置から眺めたならば、なんとも日ごろと違った光景が目に入ってきた。

「これが逆光か」と思わず膝を叩いた。日ごろ見慣れない風景なのだ。

何が言いたいか?「日ごろ見慣れないところに新しい発見があるものだ。」ということを発見した。

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