金字塔

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金字塔

第二の人生を豊かにするためには「過去との決別を」と繰り返し言ってきました。すべての過去を捨て去ったゼロからのスタートが豊かな第二の人生を獲得する近道であると今も私は信じています。

でも「過去を大切にする」ことが許されることがひとつだけあります。それは皆さんが「全身全霊をこめて築きあげた金字塔」ともいえる出来事です。

私は一応技術者でした。私の会社では「技術者」といわず「技術屋」と言って「事務屋」「技術屋」と区別していました。私は特に「技術を持たない技術屋」でしたので、自分自身を「小技師」と呼び、皆さんには「さぎし(詐欺師と同じ発音です)」と読んで下さいとお願いしていました。

技術屋は自分の残した仕事が世の中に残ります。世界の注目する画期的なものを残した場合「これがお父さんの設計でできたものだよ」と子どもたちにも自慢することもできます。
明石海峡大橋を見せて「この技術はカクカクシカジカで世界でも誰もが達成できなかった技術が含まれて、それをお父さんが作り上げたのだよ」と言った具合です。

「さぎし」の私ですら「それこそ死ぬ思い」で打ち込んで見事に成功させた金字塔のひとつやふたつは持っています。

第二の人生を歩んでいる人たちはそれを懐かしく思い出し「夏草や兵どもが夢の跡」と当時の苦労を反芻して「あの時あれだけのことができたのだから、この程度の問題の解決くらいは何ということはない!」と第二の人生を生き抜く糧としても良いのではないでしょうか。

現役世代の皆さんは「わき目も振らず」金字塔を立てることに懸命になれば良いと思います。また第二の人生においても金字塔を打ち立てることは可能だと思います。

新しい年のはじめにあたり「今年は金字塔を立てるぞ」と誓ってその目的に邁進するのも良いことかもしれません。

さて今月末までメルマガはおやすみさせて頂きます。理由は ヒ・ミ・ツ です(笑)
藤原雄一郎のすてきに エイジング: 金字塔
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