クイーンエリザベス2       就航40周年 世界一周 日本寄港
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2007年3月6,7日、就航40周年、世界一周25回のQE2が最後の世界一周で日本にやってきました。世界一周での日本寄港はこれが最後となります。横浜では大勢の見物客が押し寄せQE2の雄姿を眺めていました。

船内見学会の内容を写真集としてまとめました。

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クイーンエリザベス2は就航40年の歴史のある船です。内装は重厚ではありますが、圧倒されるほどでもありません。しかし圧倒的なリピータ数を誇ります。世界一周は25回実施していますが、一回もかかさず乗船した人が3名、また最近7年間乗り続けの人が1名いました。

日本人にとっては難しい船です。ぞっこんほれ込む人と二度と乗船しないという人にわかれます。伝統的なクルーズを理解できない乗客にとっては拒絶反応をおこすこともあるでしょう。その原因は伝統的なサービスと乗客の織り成す雰囲気にあるのだと思います。

レストランはキャビンのグレードによって、4階級に分かれています。世界でもこのような階級性のあるのはキュナードだけです。最高級のクイーンズ・グリルは厳格に隔離されており、それこそタイタニックそのものの世界です。まさに選ばれた人々にのみ許される快適な空間だといえるでしょう。

クイーンエリザベス2の船内生活は昼と夜では一変します。昼はくつろぎのカジュアルですが、夜はフォーマル、インフォーマルの比率が他の船に比較して高く、しかも正装率がきわめて高いのです。クルーズを知らない人が「クルーズはお部屋で区別され、しかも衣装が大変」という言葉はキュナードに関しては当てはまります。しかし通の人に言わせればそれほど堅苦しくはないとのことです。

老朽化の進むクイーンエリザベス2はキュナードでの旗艦としての役割をすでにクイーンメリー2に譲り渡しています。2007年暮れにはクイーンビクトリアが誕生します。早晩QE2は引退することでしょう。その意味もあって横浜港に大勢の人々が押しかけたのだと思います。

新しく誕生するクイーンビクトリアは9万トンクラスですが、15万トンのクイーンメリー2に投じたと同じ建造費1000億円が投じられています。そのうちクイーンビクトリアがキュナードを代表する船となると思います。キュナードのような高級船で卓越したサービスを維持しようと思うと15万トンは大きすぎます。私は高級船の限度は5万〜7万トンだと思っています。